今回はニューヨーク日本人美術家協会(jaany)のハイチ救済チャリティ展覧会のご案内です。

皆様も既にご存知の通り、今年1月に、大地震被害を受けて23万人の死者が出たハイチ。
地震前から貧困が人々の生活を蝕んでいたこの国は、地震で殆ど全てを失ってしまったそうです。

3月に現地入りした、ニューヨーク在住の日本人ジャーナリスト津山恵子さんのプログによると、テント暮らしで学校の再開をひたすら待つ子供達、地震でさらに増加した孤児達。
食べ物はおろか、飲み水もなく、住む場所もテントやシーツを引っ掛けただけの難民生活はいつ終わるとも知れません。。。

津山さんが執筆されているウォールストリートジャーナル日本版のコラム「ハイチのアメリカ人」を読んで、津山さんの愛に満ちた勇気あるご活躍に感動し、特に「学校さえ再開して、友達に会えれば、少しでも希望を与えられるに違いない。」と言う箇所に、津山さんの強さと優しさを兼ね備えたお人柄を感じ心打たれました。

そしてこの度、微力ながら、アーティストとしてハイチの子供達の為に何かできないものかと、ファンドレイジングの展覧会を以下の通り開催する運びとなりましたので、ご案内させていただきます。

Small Works for The Children of Haiti

日時 2010年6月26日(土) 5:30pm-8:30pm

場所 Tenri Gallery
43A West 13th Street, New York, N.Y. ( bet. 5th Ave. & 6th Ave. ) Tel (212)-645-2800

主催 ニューヨーク日本人美術家協会

参加アーティストが、数十ドルからといった破格の価格で作品を持ち寄り、売り上げの30%~35%がユニセフを通じ、ハイチへの寄付金として送られます。

当協会は1973年に日本人美術家による非営利団体として設立されてから、アーティスト自らので手で運営されていますNYでは州公認の唯一の日本人美術団体です。
2001年から2006年まで微力ながら会長を務めさせていただいておりましたが、当時を振り返ってみますと、就任の年に911が発生、当時の職場がWTCだった事もあり、協会の活動を通して平和を訴え続けた6年間でした。

ご多忙の折とは存じますが、当日は、皆様とご一緒に楽しくファンドレイジングできればと、ライブ演奏・ワイン・軽食とご用意しておりますので、是非お時間がございましたらお立ち寄りいただきたく宜しくお願い申し上げます。

ニューヨーク日本人美術家協会
メンバー 越光桂子
keiko@keikokoshimitsu.net